今回は、雑学クイズの面白い問題を紹介していきます。
有名な雑学から、意外と知らない身近なものの由来など、様々な問題を80問集めてみました。
雑学クイズを探している方や話のネタを探している方など参考にしていただけたら嬉しいです。
以下目次となります。
雑学クイズ!面白い問題【初級編】
1:「もしもし」は、なんの略
- もしかして
- もう少し
- 申します
【答え】3.申します
【解説】「もしもし」は、昔、電話の交換手が繋ぐ相手に対して失礼にならないよう、「これから申しあげますよ」という意味で「申します申します」と言っていた言葉が変化したとされています。
2::マグロが止まると死ぬ理由
- 動いていないと血流が悪くなるため
- 泳ぐことで呼吸をしているため
- 実際は止まっても死なない
【答え】2.泳ぐことで呼吸をしているため
【解説】マグロなどの「回遊魚」は泳ぐことによって酸素を体内に取り入れて呼吸をしています。エラ呼吸だけでは酸素が足りないので泳ぎながら酸素を取り入れているのです。
3:ハリセンボンの針の数
- 約150本
- 約400本
- 約1000本
【答え】2.約400本
【解説】体に針が沢山あることからハリセンボンと名付けられましたが、針の数は300~400本程度です。残念ながら、実際には1000本もありません。
4:炭酸飲料の「コーラ」のもともとの用途は?
- 薬
- 洗剤
- 肥料
【答え】1.薬
【解説】「コカ・コーラ」はワインにコカの葉の成分を溶かし込んだ飲み物として開発されました。うつ状態を改善し、活力を与える薬として人気商品となりました。現在はアルコールも「コカの葉」も入っていません。また、「ペプシ・コーラ」は消化酵素のペプシンを含んでいることに由来して名付けられ、消化不良の治療薬として開発されました。
5:トートバッグで本来運んでいたものは?
- 砂
- 石炭
- 氷
【答え】3.氷
【解説】トートバッグは20世紀半ばに、「L.L.Bean」というアメリカのアウトドアメーカーにより、氷を運ぶためのバッグとして開発されました。
6:「カニみそ」とは、どの部分?
- 膵臓と肝臓
- 精巣と肝臓
- 脳みそと肝臓
【答え】1.膵臓と肝臓
【解説】カニみそはカニの脳みそではなく膵臓と肝臓です。栄養分を蓄える機能があるため濃厚な味わいがします。
7:鳩時計の鳥はなんの鳥?
- ツバメ
- カッコウ
- 鳩時計なんだから鳩でしょ!
【答え】2.カッコウ
【解説】日本では鳩時計と呼ばれていますが、鳥の正体は実はカッコウです。日本では、カッコウは「閑古鳥」を連想させるため商売人から縁起が悪いものとされました。そのため、日本では平和の象徴である「鳩」に名前を変えて広まりました。
8:ミジンコの身の守り方
- 死んだふりをする
- 頭を尖らせる
- すごいスピードで逃げる
【答え】2.頭を尖らせる
【解説】ミジンコは身の危険を感じたとき、少しでも食べられにくくしようと、頭を尖らせます。しかし、大した脅威ではないため、ほとんどが食べられてしまいます。
9:デパートの化粧品売り場が1階にある理由
- 1階にあると良く売れるため
- 法律で決まっているため
- 匂いが充満しないようにするため
【答え】3.匂いが充満しないようにするため
【解説】空気は上から下へ移動するため、化粧品売り場が上の階にあった場合、匂いがどんどん下へ伝わっていきます。そのため、他の階で買い物をしている人に不快感を与えてしまうかもしれません。また、1階は出入口があるため空気が入れ替わりやすく匂いが籠りにくくなります。
10:チゲ鍋の「チゲ」の意味
- 辛い
- 赤い
- 鍋
【答え】3.鍋
【解説】「チゲ」は韓国語で「鍋」を表す言葉です。韓国では鍋料理そのものを「チゲ」と呼びます。つまり、「チゲ鍋」は「鍋鍋」という意味になってしまいます。
11:フランダースの犬の主人公の名前
- 清(きよし)
- 正雄(まさお)
- 太郎(たろう)
【答え】1.清(きよし)
【解説】当時は「外国人の名前が覚えにくかった」という理由や、「日本人に馴染みがある名前を使うことで、最後まで読みやすくする」という翻訳者の配慮から、登場人物の名前が日本人の名前に変更されています。「清」は当時人気だった名前だそうです。
12:日本で最も低い山「日和山」は何メートル?
- 「1メートル」
- 「3メートル」
- 「5メートル」
【答え】2.「3メートル」
【解説】宮城県仙台市の日和山は標高3メートルで、国土地理院の地形図に載っている山としては日本一低い山に認定されています。一時期その地位を大阪の天保山(てんぽうざん)に明け渡しましたが、地盤の沈下により2014年から再び「日本一低い山」に返り咲きました。
13:世界で一番羊の数が多い国
- スイス
- 中国
- ニュージーランド
【答え】2.中国
【解説】羊の数が多いのは断トツで中国です。次いでインド、オーストラリアです。羊のイメージが強いニュージーランドですが、人口より羊の数が多いということが有名で、羊の数ではランクインしませんでした。
14:ハイヒール誕生の理由
- 汚物に触れないようにするため
- 背を高く見せるため
- 脚を長く見せるため
【答え】1.汚物に触れないようにするため
【解説】ハイヒールは中世ヨーロッパで誕生し、貴族の男性の靴として広まりました。水洗トイレなどがない当時は、貴族も庶民もおまるに排泄して適当なところに捨ていたので、街はかなり不衛生な環境でした。そんな汚い街を歩くために開発されたのが、ハイヒールです。踵が高くなっているので服の裾が汚れるのを防いでいました。
15:「指切りげんまん」の「げんまん」とは?
- 特に意味はなく掛け声
- 限界まで我慢する
- 一万回殴る
【答え】3.一万回殴る
【解説】「げんまん」は「拳万」と書きます。つまり、拳で1万回殴るという意味です。指切りげんまんの「指切り」は、遊女が客に愛情の不変を誓う証として、小指を切断していたことに由来します。
16:「ゴリ押し」の「ゴリ」の意味
- ゴリラの「ゴリ」
- 懲り懲りの「ゴリ」
- 小魚の「ゴリ」
【答え】3.小魚の「ゴリ」
【解説】ゴリ押しのゴリは小魚の「ゴリ」です。川底で休むようにじっとしているゴリの習性を利用し、藁の束を持った数人が輪になり、網まで追い込む手法「ゴリ押し漁」から、強引に物事を進める「ゴリ押し」の語源になったとされています。
17:「カフェオレ」と「カフェラテ」の違い
- コーヒーの濃さと割合
- コーヒー豆とコップの違い
- 違いはなく同じもの
【答え】1.コーヒーの濃さと割合
【解説】フランス生まれの「カフェオレ」はドリップコーヒーと温めたミルクをおよそ半分ずつの割合で注いだものです。イタリア発祥の「カフェラテ」は通常より高い圧力で抽出するエスプレッソ(=濃いコーヒー)に蒸気で温めて泡立てたミルクを、ミルク8対コーヒー2の割合で注いだものです。
18:スーパーの工夫
- 色鮮やかなトマトなどの近くに並べる
- 鮮やかな緑に見えるような照明
- 紫色のテープで束ねる
【答え】3.紫色のテープで束ねる
【解説】紫色のテープで束ねることで、補色作用によって緑が引き立ちます。
19:ガードレールの端の名前
- 端ロール
- 袖ビーム
- 裾レーザー
【答え】2.袖ビーム
【解説】「ビーム」とは、「梁」という意味です。ガードレールの板の部分を指しています。「袖」は、「端っこ」というような意味で使われます。袖ビームには、端の部分を丸めることで、車が衝突した際の衝撃を和らげる役割があります。
20:チロルチョコの値上げの理由
- 原価が高騰したため
- 色々な種類の味を作るため
- バーコードを貼るため
【答え】3.バーコードを貼るため
【解説】当時のチロルチョコはバーコードを貼るには小さずぎたため、貼れる大きさまで内容量を増やし、値上げもしました。
雑学クイズ!面白い問題【中級編】
1:段ボールのもともとの用途は?
- 汗を吸収するため
- 保温するため
- 火を起こすため
【答え】1.汗を吸収するため
【解説】段ボールは19世紀のイギリスで生まれました。当時、流行していたシルクハットは分厚い生地で作られていて、暑く蒸れやすいという欠点がありました。汗などの不快感を軽減するために、シルクハットの内側に取り付ける「しわ付き紙」(段をつけた紙)が登場し、これが段ボールの原点となっています。
2:ワインの保管の仕方
- 棚から取りやすくするため
- ビンが割れるのを防ぐため
- コルクが乾燥しないようにするため
【答え】3.コルクが乾燥しないようにするため
【解説】ワインを横に寝かせて保管するのは、ワインでコルクを湿らせておくためです。コルク栓は弾力性に富み、適度に空気を通すのでワインの熟成に適しています。コルクが乾燥すると硬くなり、抜栓時にコルクが崩れやすくなってしまいます。また、乾燥したコルクは空気を通しやすいため、ワインの酸化が進んでしまいます。
3:ウィンナーとソーセージの違い
- 同じ
- 作り方
- 国によって呼び方が違う
【答え】1.同じ
【解説】ウインナーは「ウィンナーソーセージ」の略であり、ソーセージの一種です。昔は羊の腸詰めをウィンナーソーセージと呼んでいましたが、現在では20mm未満の太さのソーセージを「ウインナーソーセージ」と言います。そして、太さが20mm~36mmのものは「フランクフルトソーセージ」、太さが36mm以上のものを「ボロニアソーセージ」と呼びます。
4:ポテトチップスの誕生のきっかけ
- 少しの芋で満腹感を得られるため
- シェフの嫌がらせ
- 味をごまかすため
【答え】2.シェフの嫌がらせ
【解説】ポテトチップスは1853年にアメリカのムーンレイクロッジというレストランで誕生しました。お客さんに「フライドポテトが厚すぎる」とクレームをつけられ、何度も作り直しをさせられたため、頭にきたシェフが、嫌がらせにポテトを限界まで薄切りにして揚げたものを出しました。それが意外と好評でメニューとして追加されることとなりました。
5:マイムマイムを日本語に訳したら?
- 夜明けまで踊り明かそう
- あなたは水を汲む
- 繰り返しの日々
【答え】2.あなたは水を汲む
【解説】「マイムマイム」はイスラエルで誕生した曲で、日本語に直訳すると「あなたは水を汲む」という意味です。イスラエルの開拓地で水を掘り当てた人々が喜ぶ様子を、歌や踊りで表現している曲です。
6:あくびの効果
- リラックスできる
- 血流をよくする
- 酸素不足を補う
【答え】1.リラックスできる
【解説】「酸素不足であくびをしている」という考え方が常識でしたが、現在ではこの考えは否定されています。退屈した人の目を覚まさせたり、ストレスで疲れている人をリラックスさせたり、不安を緩和させたりなど、リラックスの効果があると言われています。
7:「エース」の語源とは
- 実在したピッチャーの名前
- トランプのエース
- 昔は1番手ピッチャーのことをエースと呼んでいた
【答え】1.実在したピッチャーの名前
【解説】1860年代に実在し、大活躍した「アーリー・ブレイナード」という野球選手がいました。彼は「Asa(エイサ)」というニックネームで呼ばれていて、やがてそれぞれのチームで「エイサのように活躍して欲しい」という願いから主力選手を「エイサ」と呼ぶようになりました。そして、それが段々訛っていき今の「エース」という言葉になりました。
8:シマウマの鳴き声
- ニャー
- ワンワン
- ヒヒーン
【答え】2.ワンワン
【解説】シマウマは馬の仲間ですが犬と似たような声で鳴きます。
9:闘牛のマントはなぜ赤い
- 闘牛ではよく流血するので、血痕が目立たないように
- 赤い色で牛が興奮するから
- 赤い色で人間が興奮するから
【答え】3.赤い色で人間が興奮するから
【解説】人間が血などを連想して赤い色に興奮するためです。実は、牛は白と黒くらいしか見分けることができないと言われています。牛は赤い色に興奮しているのではなく、マントのひらひらや闘牛士の威嚇によって興奮して突進しているようです。
10:ラグビーボールは何で作られていた
- 牛の肺
- 馬の心臓
- 豚の膀胱
【答え】3.豚の膀胱
【解説】当初ラグビーのボールは重たかったため、軽量化を行うため試行錯誤を重ねた結果、ボールに豚の膀胱を使用することになりました。そして、豚の膀胱を膨らませた形こそ、現代のラグビーボールにもつながっている「楕円形」だったのです。豚の膀胱を膨らませ、それに牛の皮を張り合わせたものが初代のラグビーボールでした。
11:ラクダのこぶに詰まっているもの
- 水
- 血液
- 脂肪
【答え】3.脂肪
【解説】ラクダは砂漠の過酷な環境でも生き抜くために、必要な栄養を脂肪として「こぶ」に蓄えています。ラクダのこぶは脂肪の塊なので、触り心地はとても柔らかそうです。
12:相撲の「どすこい」の意味
- かかってこい
- 合いの手
- あいさつ
【答え】2.合いの手
【解説】「どすこい」とは「相撲甚句」という歌の合いの手として使われています。お相撲さんの巡業の際に披露されることが多く、土俵の中央でで一人の力士が歌を披露し、周りの力士は歌に合わせて「はぁ~どすこいどすこい!」と合いの手を入れるそうです。
13:みかんの保管方法
- へたを下向きにして保存する
- みかんをもんでから保存する
- みかんを温めてから保存する
【答え】1.へたを下向きにして保存する
【解説】みかんは呼吸をしているので箱などから出してへたを下にして置くと長持ちします。なぜかと言うと、みかんはへた側の方が皮がかたくなっていて、へたの反対側は皮が柔らかくなっているためです。やわらかい皮の部分が下になってしまうと、みかんが痛みやすくなるので、へた側を下にして置いて保存しましょう。
14:ナマケモノの睡眠時間
- 「10時間」
- 「15時間」
- 「20時間」
【答え】3.「20時間」
【解説】ナマケモノは一日20時間もの睡眠時間をとっています。ナマケモノの一日に必要なエサは8グラムで、睡眠時間を長くしてエネルギーを温存しているのです。なんと、あまりにも動かな過ぎて体にコケが生えることもあるそうです。
15:キリンの睡眠時間
- 「20分」
- 「1時間」
- 「8時間」
【答え】1.「20分」
【解説】キリンは睡眠時間が短いことで有名です。キリンは立ったまま仮眠をとり、体を丸めて完全に寝る時間は20分程です。常に肉食動物に狙われていることや、代謝が低いことから睡眠時間が短いのだそうです。
16:グレープフルーツの名前の由来
- ブドウのように実がなるから
- 昔はブドウが酸っぱく、そのブドウに味が似ていたため
- グレープさんという人が発見したから
【答え】1.ブドウのように実がなるから
【解説】グレープフルーツはブドウのように房状に実がなります。そのためグレープフルーツと言う名前になりました。
17:チキンナゲットの「ナゲット」の意味
- おつまみ
- 小さい岩
- 金塊
【答え】3.金塊
【解説】チキンナゲットのナゲットは金塊という意味で「nugget」と書きます。揚げられたチキンの色や形が金塊のように見えたことから「チキンナゲット」と名付けられたそうです。
18:ラップのもともとの用途
- 航海
- 狩猟
- 軍事
【答え】3.軍事
【解説】「ラップ」はアメリカが軍事用として開発したものが始まりです。太平洋戦争では、武器を湿気から守るための保護フィルム、水虫を防ぐための中敷き、蚊を防ぐための蚊帳など色々な用途で使用していたそうです。その後、食品の包装に使いやすいと話題になり製品化されました。
19:シュークリームの名前の由来
- ジャガイモ
- キャベツ
- 岩
【答え】2.キャベツ
【解説】フランス語では「シュー・ア・ラ・クレーム」という名前で呼ばれていて「クリーム入りのキャベツ」という意味です。日本ではそれが略されて「シュークリーム」と呼ばれて親しまれています。
20:焼き鳥の砂肝の部位
- 胃
- 肝臓
- 膵臓
【答え】1.胃
【解説】砂肝とは鳥の「砂嚢(さのう)」と呼ばれる部位で、胃の一部です。鳥には歯が無いため、歯の代わりに「砂嚢(さのう)」で食べたものをすり潰してから消化しています。
雑学クイズ!面白い問題【上級編】
1:「真実の口」のもともとの用途
- 看板
- マンホールの蓋
- 壁の装飾
【答え】2.マンホールの蓋
【解説】世界遺産の「真実の口」はもともと古代ローマ時代の下水溝の蓋、つまりマンホールの蓋として作られたと考えられています。ちなみに「真実の口」の直径は170cmほどもあり、現代のマンホールの蓋と比べると非常に大きいですね。
2:カルパッチョの由来
- 貴族の名前
- 街の名前
- 画家の名前
【答え】3.画家の名前
【解説】「ヴィットーレ・カルパッチョ」というイタリアの画家の名前から「カルパッチョ」という名前になりました。彼が、その料理が好きだったという説と、赤色を基調とした彼の作風が料理に似ているからという説があります。日本でカルパッチョというと鮮魚が多いですが、もともとは薄切りの生の牛ヒレ肉にパルミジャーノレッジャーノをかけた料理です。
3:マスクメロンのマスクとは
- 網目状
- 仮面
- 香り
【答え】3.香り
【解説】温室メロンは、食べごろになると「ムスク(musk)」のような甘い香りがするので「マスクメロン」と呼ばれるようになりました。仮面の「mask」ではありません。
4:ウォッカの名前の由来
- 水
- 火
- 強烈な
【答え】1.水
【解説】ウォッカの語源には諸説ありますが、ラテン語の「アクア・ヴィテ(aqua vitae)=命の水」からきているという説が有力です。「命の水」とは、中世の人たちがスピリッツ(蒸溜酒)を指して使っていた言葉です。ロシア語では「ズィズネーニャ・ワダ(Zhiznennia Voda)」といいましたが、水を表す「ワダ(Voda)」という名称だけが残り、「ウォッカ(vodka)」に転じたといわれています。
5:スリッパの発祥地
- フランス
- アメリカ
- 日本
【答え】3.日本
【解説】明治初期ごろ、開国により西洋人が多く渡来するようになり、室内で靴を脱ぐ習慣がない西洋人が土足で入り込んでしまうトラブルが多かったそうです。そのため、それを防止するためにスリッパが発明されました。
6:バターの使用用途
- 美容クリーム
- 機械油
- 燃料
【答え】1.美容クリーム
【解説】バターは古代ギリシャやローマでは、傷に塗る薬や美容クリーム、整髪料などに使われていて、食用として使われることはほとんどありませんでした。
7:戦後、捕虜虐待として裁判にかけられるきっかけになった食品
- くさや
- 納豆
- ごぼう
【答え】3.ごぼう
【解説】ごぼうは日本以外では食べられておらず、木の根を食べさせたと思われて裁判にかけられたそうです。
8:氷を電子レンジに入れると
- 溶ける
- ヒビが入って割れる
- 変化なし
【答え】3.変化なし
【解説】電子レンジに使用されているマイクロ波は、水分に対して発熱が非常に高いという特徴があります。氷には水分子が存在しないため、電子レンジでチンしても溶けません。しかし、氷を入れた容器が温まり、その影響で氷が解けることはあります。
9:餃子の形の由来
- 川
- 貨幣
- 月
【答え】2.貨幣
【解説】中国ではおめでたいときに餃子を食べます。その理由の一つは、貨幣の形に似ていることから「お金に恵まれるように」という願いが込められていたからだと言われています。また、「子供に恵まれるように」という願いが込められているとも言われています。
10:うぐいすの糞の使用方法
- サプリメント
- 調味料
- 化粧品
【答え】3.化粧品
【解説】うぐいすの糞は、小じわが取れたり肌のくすみが取れて色白になるとして、江戸時代の芸者などが美白のために使用していました。野生のうぐいすではなく、植物の種を与えられていた飼育されたうぐいすの糞を使用していたそうです。うぐいすの糞には尿素やグアニン、美白酵素が含まれていると言われています。
11:卵を産む哺乳類
- カモノハシ
- ジュゴン
- カピバラ
【答え】1.カモノハシ
【解説】卵を産む哺乳類はカモノハシとハリモグラの2種類だけで単孔類と呼ばれています。単孔類は、現存する哺乳類の中で最もユニークな生きた化石と言われています。
12:豆腐の「腐」という漢字
- 豆が腐ったようなにおいがするから
- 大豆を腐らせてから作るため
- やわらかいという意味
【答え】3.やわらかいという意味
【解説】「腐」という漢字は、発酵するという意味だけでなく、「ぶよぶよとやわらかいもの」という意味もあります。つまり、豆腐は「やわらかい豆」という意味なのだそうです。
13:くしゃみの時速
- 自動車(時速60km)くらい
- チーター(時速120km)くらい
- 新幹線(時速300km)くらい
【答え】3.新幹線(300km)くらい
【解説】くしゃみの時速は約320kmなので、なんと新幹線よりも速いそうです。また、咳やくしゃみをすると飛沫が2m~5m程飛ぶと言われています。
14:ウナギの刺身
- 血に毒があるから
- あまり美味しくないから
- 生だと噛み切れないから
【答え】1.血に毒があるから
【解説】ウナギの血液には、下痢や嘔吐、チアノーゼ、呼吸困難などが引き起こされる可能性がある毒成分が含まれています。また、血液が目や傷口に入ると粘膜の発赤、化膿してしまう恐れがあります。しかし、静岡などでは刺身を食べているところもあるそうです。現在は、ネットでも購入が可能ということなので、気になる方は探してみてください。
15:目からウロコ
- ヤモリ
- ヘビ
- ワニ
【答え】2.ヘビ
【解説】まぶたがないヘビは、まぶたの代わりにコンタクトレンズのようなウロコで目を覆っています。そのため、脱皮の際に目からウロコが落ちます。
16:お守りを数える際の単位
- 枚
- 体
- 個
【答え】2.体
【解説】お守りには神様の分身が宿ると考えられているので、1体2体…と数えます。ちなみに、お金はお守りの代金ではなく、神様へのお供えとして納められます。
17:花火の掛け声の「たまや」の意味
- 「素晴らしい」「感動した」などの言葉の方言
- 女性の名前
- 江戸時代の花火師
【答え】3.江戸時代の花火師
【解説】「たまや」の他に「かぎや」という掛け声もあります。これらの掛け声は、江戸時代の有名な花火師の屋号の名前「玉屋」と「鍵屋」からきています。両国橋を挟んで、上流では玉屋が、下流では鍵屋がそれぞれ花火を打ち上げ、観客たちがすばらしいと思った方の屋号を叫んでいたそうです。
18:フグの膨らんでいる部分
- 頬
- 肺
- 胃
【答え】3.胃
【解説】フグは敵を驚かせて身を守るために、胃に水を入れて膨らませます。水や空気を飲み込んだときに、胃と食道や腸をつなぐ出入口の筋肉を絞って閉じて、しばらく膨らんだままでいることができます。
19:ロダンの作品「考える人」
- 地獄を見ている人
- 落胆している人
- 悩みを抱えている人
【答え】1.地獄を見ている人
【解説】「考える人」の元の作品である「地獄の門」は、ダンテの「神曲」から着想を得たもので、地獄に落ちた者たちを裁判官(「考える人」)が上から見ている様子を表現しています。「考える人」という名前も、ロダン本人ではなく、実は鋳造職人が付けてしまったという話もあります。
20:恋愛で使われる「振る」「振られる」という言葉
- 振袖
- 旗
- サイコロ
【答え】1.振袖
【解説】江戸時代に、男性の求愛に対して、女性は振袖を振って返答したことから、「振る」「振られる」という言葉を使うそうです。ちなみに、袖を前後に振るか、左右に振るかでOK、NGを表していたようです。
雑学クイズ!面白い問題【超上級編】
1:刑事の事を「デカ」という理由
- 方言から
- 体が大きかったから
- 着ていた服から
【答え】3.着ていた服から
【解説】明治時代の刑事が着ていた「角袖(カクソデ)」の四文字を最初と最後の2文字(カデ)にし、さらにこれをひっくり返して「デカ」という言葉ができたと言われています。
2:サランラップの「サラン」とは
- 使われている物質の名前から
- 地域の名前から
- 人の名前から
【答え】3.人の名前から
【解説】日本では、開発者二人の妻「サラ」と「アン」の名前を合体させ、「サランラップ」と名付けられたという説が有名です。アメリカでは、「サラ」が妻の名前で「アン」が娘の名前だったという説が有力です。
3:渋谷のモヤイ像の意味
- 人が集まる
- 力を合わせる
- 平和
【答え】2.力を合わせる
【解説】モヤイ像は、伊豆諸島の「新島」特産の「抗火石」を使った日本の名産品です。「モヤイ」という言葉は新島の方言で「力を合わせる」という意味があります。そして、認知度を上げるため、イースター島の「モアイ像」にかけて「モヤイ像」と命名されました。
4:アブラカタブラの意味
- 私が言うとおりになる
- よく見てください
- 特に意味はない
【答え】1.私がいうとおりになる
【解説】「アブラカタブラ」はメソポタミアで紀元前から用いられてきた「アラム語」と言われています。「私が言うとおりになる」、「私は言葉のごとく物事をなせる」という意味や「この言葉のようにいなくなれ」という意味がある魔法の言葉です。昔から疫病を直す呪文としても使われていました。
5:数珠の意味
- お経を何回唱えたか数えるもの
- 玉を魂に見立てて、成仏を祈願するもの
- 怨霊を縛るためのもの
【答え】1.お経を何回唱えたか数えるもの
【解説】数珠の球を動かすことで、念仏やお経を何回唱えたか数えるためのものです。また、厄除けや魔除けの意味もあります。
6:イギリスの法律
- バーで酔っぱらってはいけない
- 王や女王の肖像の切手は庶民が勝手に使ってはいけない
- トイレを借りたいと言われた場合は必ず貸してあげなければならない
【答え】2.王や女王の肖像の切手は庶民が勝手に使ってはいけない
【解説】2が間違っている法律で、「王や女王の肖像の切手を逆さまに貼ることは反逆行為にあたる」という法律があります。ほか2つは実際にある法律です。(3はスコットランドのみ)
7:超ド級の「ド」の意味
- 度合い
- イギリスの戦艦
- フランスの重さの単位
【答え】2.イギリスの艦隊
【解説】「超ド級」の「ド」はもともとはイギリスの戦艦「ドレッドノート」からきています。戦艦の規模が「ドレッドノート」を超える規模であるという意味で用いられていた言い方です。
8:タイの首都名が長い理由
- 首都名の候補を全て繋げたから
- 神様の名前を全て繋げたから
- 詩が首都名になったから
【答え】3.詩が首都名になったから
【解説】ラーマ1世が読んだ詩がそのまま正式名称になっています。その長さはカタカナで書くと123文字もあります。その詩に「バンコク」という言葉は含まれておらず、欧米人が川沿いにある地名「バンコク」を誤用して使用しているうちに、どんどん世界中に広まっていったそうです。また、タイの人は正式名称の始めの部分だけをとって、クルンテープ(天使の都)と呼んでいるそうです。
9:応援などで使う「ポンポン」は何語
- フランス語
- ポルトガル語
- 中国語
【答え】1.フランス語
【解説】「ポンポン」はフランス語の「pompon」からきているとされていて、玉や房という意味があります。
10:パパラッチという言葉の由来
- 虫
- ねずみ
- カメラのフラッシュ
【答え】1.虫
【解説】イタリア語で「うるさい虫」という意味である「パパラッツォ」の複数形が「パパラッチ」です。有名人を追いかけまわすフリーのカメラマンのことを指します。
11:昆布が海の中でダシが出ない理由
- 海でダシを吸収しているから
- 昆布が生きているから
- 実はダシが出ている
【答え】2.昆布が生きているから
【解説】海の中では昆布が生きているため、うまみ成分の「グルタミン酸」が細胞膜に包まれて溶けだすことはありません。そもそも、「グルタミン酸」は昆布が生きていくための栄養素なのです。昆布が死んでしまうと、細胞膜が壊れてダシが出るようになります。魚のダシも同じ原理です。
12:爪の根元の白い部分の名称
- ネイルムーン
- ネイルマントル
- ネイルマトリックス
【答え】3.ネイルマトリックス
【解説】「マトリックス」とは数字の行列という意味だけでなく、「母体、基盤、生み出すもの」という意味があり、ネイルマトリックスはその名の通り、爪の再生をする機関です。和名は「爪母(そうぼ)」と言います。
13:通話中に電話から聞こえる声
- 通話相手の声
- 声が似ている別人
- 自分
【答え】2.声が似ている別人
【解説】通話相手の声をそのまま伝えようとすると膨大なデータ量になってしまうため、あらかじめ数千種類以上の声パターンが登録された「コードブック」から本人に近いコードを選択し、電波に乗せて相手に届けています。
14:トラウマの語源
- ギリシャ語
- ポルトガル語
- 日本語
【答え】1.ギリシャ語
【解説】トラウマはもともとギリシャ語で「傷」という意味の言葉でしたが、心理学者のフロイトが「精神的な傷」という意味で使い始めてからドイツ語圏で広がり、そのまま英語になったそうです。
15:シロツメクサの名前の由来
- 緩衝材に使うため箱に詰めていたから
- 花びらが細く白い爪のように見えるから
- 葉が密集して生えていて詰まって見えるから
【答え】1.緩衝材に使うため箱に詰めていたから
【解説】「シロツメクサ」は「白詰草」と書きます。江戸時代、貿易していたオランダから送られてくる品物の緩衝材として詰められていたのが、この植物だったため「シロツメクサ」という名前になりました。
16:アインシュタインのノーベル賞の賞金の使い道
- 募金
- 離婚の慰謝料
- 競馬の馬券
【答え】2.離婚の慰謝料
【解説】まだノーベル賞を受賞する前に離婚をしたアインシュタインでしたが、離婚の際「ノーベル賞を受賞した時には、賞金を慰謝料としてあげること」を妻に約束していました。それはノーベル賞を受賞する2年前でした。
17:エジソンが作ろうとしていた機械
- 宇宙人と交信する機械
- 霊と交信する機械
- 動物と話せる機械
【答え】2.霊と交信する機械
【解説】エジソンは「魂を一種のエネルギーとするならば、人は、死んだら電気生命体となってこの世に漂っているのではないか」と考え、真空管で「霊界通信機」という受信機を作り、霊界と交信する実験を繰り返したそうです。しかし、霊界通信機は完成せずエジソンは84歳で生涯を終えてしまいます。
18:飛行機の「コックピット」の名前の由来
- 調理場
- 闘鶏場
- 司令塔
【答え】2.闘鶏場
【解説】コックピットとは、小さな場所を意味していて、もともとは囲いのある闘鶏場を指しています。
19:醍醐味の意味
- コーヒー
- お茶
- ミルク
【答え】3.ミルク
【解説】醍醐味という言葉は、仏教と深いつながりがあります。仏教では、ミルクを精製する過程を「乳、酪(らく)、生蘇(しょうそ)、熟蘇(じゅくそ)、醍醐(だいご)」と五段階に定め、それを五味と言っていました。その中でも「醍醐」は一番上質なものとされていたので、そこから現代で使われているような意味で使われるようになりました。
20:ジレンマの意味
- 答えのない課題
- 思い悩むこと
- 二重の問題
【答え】3.二重の問題
【解説】相反する二つの選択肢からどちらか一方を選ばなければいけなず、どちらを選んでも不利益を被りかねない状態のことを「ジレンマ」と言います。 日本語では「板挟み」を意味する言葉です。
まとめ
今回は雑学クイズの面白い問題を80問紹介しました!
身近なものや使っている言葉などでも知らないことが沢山あったので、調べていてとても楽しかったです!
みなさんの知っている面白い雑学があったら教えていただきたいです!
最後まで見ていただきありがとうございました。